派遣業界の品格 [雑感]
こん○○わ。みまさか81号です。
今回は派遣会社の事についてブログにアップしたいと思います。
先日、派遣会社の正社員の面接(職種はコーディネーター)をしに行った時の事
面接の時間の10分前に着き、会社に入っていった。中堅の派遣会社だったが、事務所は思ったより小さかった。
入ったら、私の前に面接に来ていた人はまだ面接中であった。
受付の人は「少々お待ちください」と言った。
よーく見ると、音楽がかかり、派遣スタッフが3.4人。事務スタッフが1人。待っている間に事務所でタバコを吸う人もいる始末。
ついたてのすぐそばで面接をしているので、面接内容まる分かり。
「プライバシーもないなあ・・・」と思った。
前の人の面接も終わったら、その面接官は事務所の責任者の様子でもあり、スタッフに話しかけられる。
が、返す言葉は友達言葉だった。
「いくらスタッフとは言え、友達言葉はないだろう。親しき仲にも礼儀ありだろ・・・」
次に私の面接の番になって、面接官がまず、「履歴書と職務経歴書を出してくださいませんか。」
というと「必要ないと言われましたが」と言った。
実は面接が決まった時点のメールでは履歴書・職務経歴書は触れていなかったので、確認のため履歴書と職務経歴書が必要ですかとわざわざメールで質問した所、必要ないという事で、今回持っていかなかったが、当の面接官は知らなかったのか、他の応募者と区別しているのかは知らないが開口一番にその事が言われ、非常に不愉快な気持ちと勘繰る気持ちが出てきた。あまりいい気はしなかった面接であった。面接官は若い感じであり、コンプライアンスが大切だと言っていたが、前述の通り、コンプライアンスよりももっとスタッフのプライバシーを大切にした方がいいよと私は思ったが。
去年末、派遣会社大手で髪型がへんな社長の会社「グッドウイル」が二重派遣を繰り返ししていたとして業務停止命令が出た。人を会社に派遣してその上前で儲けるこの業界は、思ったよりも儲かると思ったのか、雨後のたけのこのように大小さまざまな会社が乱立しており、当然、儲けしか頭のない会社は、スタッフに安い賃金で働かす。保険も労災も降りない、わけのわからないデータ管理費で天引きする。コンプライアンスを守れないといった弊害がここのところ出てきている。
まるで、以前の金融業界である。
いったい、派遣業界の品格はあるのだろうか?
いまは無いと言った方がいい。しかし、これから先このまま品格のないままいくと、お上からの締め付けがかなり厳しくなる事は予想される。その時にコンプライアンスやプライバシーの大切さに気づいても遅い。もう、その時は会社は淘汰されているはずだからである・・・
以前、テレビで「ハケンの品格」というのをやっていたが、今は「派遣会社の品格」が問われる時代である。
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